
この記事の結論【2026年版】
ファクタリングの手数料相場は2社間で3〜30%、3社間で1〜5%。フリーランス・個人事業主はやや高めの3〜10%が実態。手数料以外に印紙代・登記費用が発生する場合があり、総コストで比較することが重要。10%を大幅に超える提示は悪質業者の可能性があるため注意が必要。
ファクタリングは急な資金需要に迅速に対応できる資金調達の方法として近年、中小企業や個人事業主でよく利用されるようになりました。
売掛金を早期に現金化する性質上、スピードが重視されますが、債権の現金化にはどうしても契約上、手数料が発生します。
しかも、ファクタリングの手数料は会社ごとの差が大きく、目的と資金調達したい時期などを踏まえてファクタリング会社を選ぶことが重要です。
基本的にはファクタリング会社各社のウェブサイトを見比べたり、複数社で見積もりを取ることで、取引債権に対する相場観が見えてきます。
ファクタリング利用の際は選ぶ時間に余裕を持って、積極的に手数料の比較情報を収集しましょう。
この記事では、ファクタリングの手数料の仕組みや計算方法、手数料以外にかかる諸経費などについて解説していきます。
ファクタリングの手数料相場【2026年版】
ファクタリングは現在、はっきりとした法的な規制が入っていないため、手数料の数字についてはサービスを提供する各企業が自由に設定できる状況です。
そのため、具体的な数字は個別の業者に問い合わせる必要がありますが、ここでは業界全体としての平均的な相場を見てみます。
契約形態として、利用者とファクタリング業者の2社間ファクタリングで行うものと、利用者の取引先も含めた契約となる3社間ファクタリングで行うものがあります。
手数料相場まとめ
2社間ファクタリング:譲渡債権額の3%〜30%程度
3社間ファクタリング:譲渡債権額の1%〜5%程度
介護・診療報酬ファクタリング:0.5%〜3%程度
フリーランス・個人事業主:3%〜10%程度
契約形態別・属性別の手数料比較表
| 契約形態・属性 | 手数料相場 | 特徴 |
|---|---|---|
| 2社間ファクタリング(法人) | 3%〜30% | 売掛先に知られず現金化できる。リスクが高い分手数料高め |
| 3社間ファクタリング(法人) | 1%〜5% | 売掛先の同意が必要。確実性が高い分手数料低め |
| フリーランス・個人事業主 | 3%〜10% | 法人より高めになる傾向。オンライン完結型は比較的低め |
| 介護・診療報酬 | 0.5%〜3% | 売掛先が公的機関のため回収リスクが低く最も手数料が安い |
2社間と3社間の各ファクタリングでは手数料にかなり開きがありますが、これはファクタリング業者のリスクが考慮されるためです。
3社間ファクタリング契約では利用者の取引先の了解を取って契約当事者に組み込むことができるので、ファクタリング業者としては資金回収の確実性が上がります。その分が手数料率の減という形で現れるので、2社間ファクタリングよりは安くなるのです。
ファクタリングの手数料は状況によって各社で調整が入る
先ほど見たファクタリングの手数料の平均を軸に、実際には個別ケースで各社調整をかける手数料体系としています。
調整が入る要素としては、例えば会社の信用力やファクタリングの利用回数(利用実績)、買い取る債権の額、ファクタリングの種類などがあります。
基本的に会社の信用力が高いほど、ファクタリングの利用回数が多いほど、買い取る債権の額が大きいほどに手数料は下がる方向になります。
介護報酬ファクタリングは手数料が低めになりやすい
また、ファクタリングにはいくつか種類がありますが、例えば介護報酬ファクタリングは手数料が低めになることが多いです。
この種類は介護事業者が国民健康保険団体連合会(国保連)に対して持つ介護給付費の請求権を買い取るものですが、売り掛け先となる国保連は一般の民間業者と違って倒産するような危険がありません。
ファクタリング業者としては資金回収のリスクが低いので、その分手数料は低めとなる傾向にあります。
介護報酬ファクタリングの手数料相場としては0.5%〜3%程度が目安になります。
このように、一般的にファクタリングの手数料は高いというイメージがありますが、ケースによっては負担感がかなり軽減されることがあります。
ファクタリングの諸経費
ファクタリング会社の契約条件やケースによって異なりますが、手数料以外にも諸経費が必要になる場合があります。
まず、債権譲渡契約書に貼付する印紙代として200円がかかります。
債権譲渡登記を行う場合は登録免許税7,500円(債権の個数が5,000個を超える場合は15,000円)、契約終了後には抹消登記にかかる登録免許税として一件につき1,000円かかります。
加えて登記手続きを司法書士に依頼する場合はその報酬が必要になります。司法書士の報酬は事務所により異なりますが数万円程度になるでしょう。
ファクタリング事業者によっては他に審査料として数千円かかることもあります。
諸経費についてはケースごと、事業者ごとに異なるので事前に確認しましょう。
諸経費の目安一覧
・印紙代:200円
・債権譲渡登記(登録免許税):7,500円〜15,000円
・抹消登記費用:1,000円/件
・司法書士報酬:数万円程度(依頼する場合)
・審査料:数千円程度(会社による)
ファクタリング手数料と諸経費の計算方法
ここでファクタリング手数料と諸経費を合わせた計算例を見てみます。
ファクタリングでは初回の買取金額の入金後、ファクタリング業者が債権回収を経た後に仮押さえしていた精算金が戻ってくるというケースが多いです。
【計算例】
譲渡債権額:1,000万円 / 手数料:10%(100万円)/ 諸経費:5万円 / 掛け目:80%
- 1,000万円×80%=800万円が買取金として先払い
- 残り200万円は業者に仮押さえ
- 売掛先から1,000万円が業者に入金後、精算
- 200万円-(手数料100万円+諸経費5万円)=95万円が戻る
- 手元に残る合計:800万円+95万円=895万円
※掛け目とは…譲渡債権額のうちファクタリング業者がリスクを考えて実際に買い取り対象とする価額
ファクタリング手数料に消費税はかかる?
ファクタリングは金銭債権の譲渡取引にあたるため、消費税の課税取り引きから除外されています。
従ってファクタリング業者に支払う手数料には消費税はかかりません。
ただし、債権譲渡登記を行う場合で司法書士に報酬を支払う場合はその報酬に消費税がかかります。登記にかかる登録免許税は税金ですので消費税はかかりません。
明細をチェックする際にはファクタリング業者の手数料に対して消費税がかかっていないか注意してチェックするようにしましょう。
ファクタリング会社ごとの手数料比較のポイント
前述のようにファクタリングの手数料は平均相場はありますが、ファクタリング会社によって異なります。
また、悪徳なファクタリング会社ですと大幅に高い手数料を提示する場合がありますので注意が必要です。
手数料比較のポイント
・ウェブサイトなどで手数料を比較する
・相見積もりで複数社を比較する
・手数料以外の諸経費も含めた総コストで比較する
・「最低手数料」だけでなく自社の条件での見積もりを必ず取る
手数料の相場の理解も大切
既に触れた通り、ファクタリングの相場は「2社間または3社間ファクタリング」で大きく決まってくるので、取引形態ごとの手数料相場も把握しておくと良いでしょう。
ファクタリング業界は今競争激化の流れにあり、手数料相場の下落が続いています。今後もこの傾向はしばらく続くものと見られており、これから取引を行う方にとって有利です。
特約で割安手数料の提供も
債権はたとえ同じ額面でも、自社や取引先の情報により様々な相違点が生じます。そのため、ファクタリング業者の中には掛目を設定して債権の一部のみを引き受けたり、償還請求権(リコース)を付与してリスク回避を図る会社もあります。
これらはいずれも手数料の減額に繋がる特約なので、場合によっては交渉しても良いでしょう。
ファクタリング会社の手数料を整理してみる
ここでは主なファクタリング会社の手数料を各社ごとに調べてみました。
業種や初めての利用など諸条件がありますので、実際の申込時の手数料とは異なる場合がありますのでご注意ください。
OLTA(オルタ)の手数料
クラウドファクタリングのOLTA(オルタ)の手数料は、2%〜9%の範囲内で見積もり審査時に提示されます。
手数料の審査は、請求先の信用情報に加え、お客様の利用実績や提出いただいた財務情報等に基づき都度判定されるので、毎回同じ手数料とならない可能性もあります。
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アクセルファクター(AccelFacter)の手数料
アクセルファクターの手数料は2%〜20%の範囲で提示されます。具体的には売掛債権の金額と確認書類を元に見積もりが行われます。
| 売掛債権額 | ファクタリング手数料 |
|---|---|
| 〜100万円 | 10%〜 |
| 101〜500万円 | 5%〜 |
| 501〜1,000万円 | 2%〜 |
| 1,001万以上 | 別途お問い合わせ |
※2026年3月現在
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事業資金エージェントの手数料
事業資金エージェントの手数料は売掛先様との取引状況によって異なります。
通常は3社間ファクタリングで1.5%〜9%、2社間ファクタリングだと5%〜20%となっています。
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ビートレーディングの手数料
ビートレーディングの手数料は主に2社間ファクタリングか3社間ファクタリングかによって変わります。
- 2社間ファクタリング:10〜20%
- 3社間ファクタリング:1〜9%
ビートレーディングは事業者の資金調達のニーズに合わせて商品がありますので事前に見積もりを行うのがいいでしょう。
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手数料が高すぎる悪質業者の見分け方
ファクタリングを装った違法業者が存在するため、以下のポイントで事前に確認しましょう。
悪質業者チェックリスト
・手数料が20%を大幅に超える提示をしてくる
・契約前に手数料をギリギリまで開示しない
・契約書を渡さない、または内容が不明瞭
・会社所在地・電話番号・担当者が不明確
・前払い手数料や保証金を要求してくる
金融庁も悪質なファクタリング業者への注意を呼びかけています。不安な場合は金融庁公式サイトで確認することをおすすめします。
ファクタリング手数料に関するよくある質問
Q. ファクタリングの手数料相場はいくらですか?
2社間ファクタリングは3%〜30%、3社間ファクタリングは1%〜5%が相場です。フリーランス・個人事業主の場合は3%〜10%程度になることが多いです。手数料は売掛先の信用力・取引金額・利用実績によって変動します。
Q. ファクタリングの手数料に消費税はかかりますか?
ファクタリングの手数料には消費税はかかりません。ファクタリングは金銭債権の譲渡取引にあたり、消費税の課税取り引きから除外されています。ただし、司法書士に登記手続きを依頼する場合、その報酬には消費税がかかります。
Q. 手数料以外にかかる費用はありますか?
印紙代(200円)、債権譲渡登記を行う場合の登録免許税(7,500円〜)、司法書士報酬(依頼する場合・数万円程度)などが発生する場合があります。契約前に手数料以外の諸費用も含めた総コストを必ず確認しましょう。
Q. ファクタリングの手数料を下げる方法はありますか?
複数社から相見積もりを取ること、3社間ファクタリングを選ぶこと、利用実績を積むこと、取引金額を大きくすること、などが有効です。また、償還請求権(リコース)を付与する特約で手数料が下がるケースもあります。
Q. フリーランスや個人事業主はファクタリングを利用できますか?
利用できます。ただし法人に比べてやや手数料が高くなる傾向があります(3%〜10%程度)。オンライン完結型のファクタリング会社は個人事業主に対応しており、比較的低い手数料で利用できるケースもあります。
Q. 手数料30%超の提示は違法ですか?
ファクタリングは貸金業法の適用外であるため、手数料の上限規制はありません。ただし、実質的に貸付に該当すると判断された場合は貸金業法違反となる可能性があります。手数料が極端に高い場合は悪質業者の可能性が高く、利用を避けることを強くおすすめします。
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- 低手数料:業界最低水準の2%からの買取手数料が特徴
- 秘密主義:2社間ファクタリングも利用可能で、お取引先や金融機関に知られる心配がありません。
- 担保や保証人不要:売掛金の確認が取れれば、誰でもサービスを利用できます。
- 高度なセキュリティー対策:お客様の情報をあらゆる脅威から守るためのセキュリティー対策が施されています。
- 償還請求権なしの完全買取:買収した売掛金の回収が困難になっても、お客様に保証を求めません



